北の素人写真家ダイアリー

北海道のシニア写真日記・風景や鉄道、たまに星空(撮影データ公開)

波の伊八が好む大波



波を描いた絵画で世界的に有名なのは
葛飾北斎の『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』。


この名作のヒントになったのが、
千葉県いすみ市の行元寺旧書院の欄間に残る
『波に宝珠』とされる。


作者は武志伊八郎信由。
通称『波の伊八』。
PCで名前を打ち込むと正しく一発変換されたので
歴史上有名な彫師と思われる。


普通大波は岸から眺めて描かれるが、
北斎も伊八も、まるでサーファーが
チューブにいるような視点で
構図を作っているのが特徴だ。


今日、鷲別漁港に伊八が好みそうな
大波が打ち寄せていた。


撮影日:2024.03.30
100mm 絞り優先AE(F8.0 1/640 -0.33EV ISO:100)